ページ

2015年5月5日火曜日

タティングレースのフリンジピアスのお話

小さい頃、旅行好きの両親との
旅のおともが森永のキャラメルhi softでした。


このキャラメルが好きで、
必ず旅行中に買ってくれて
揺れる電車の中でたべる。


キャラメルの包み紙を
父と一緒に折り鶴をおって窓ぎわに並べて
もう一つ食べたら、
包み紙を1/4に手で切って折り鶴をおる。


手先が器用な父は1/16の小さな包み紙でも
キレイに折り鶴を折ってくれました。




私もすっかり大人になったけど。
こんなちいさな思い出をキラリを覚えています。





父との小さな折り鶴づくりがあったからか
細かい仕事がとにかく好きな私です。








そんな私が繊細な糸の編み目にときめいて 
はじめたタティングレース。



タティングレースとは
シャトルに巻いた糸で結び目を作っていくレースの技法で
忠誠では貴族のたしなみでもあったといわれる優雅なレース編みでだそうですよ。





タティングレースとかぎ針編みで作るこの
フリンジピアスは、手仕事がぎゅっと詰まっています。





私が使用しているのは
DMCのレース糸とダルマの80番のレース糸を組み合わせています。
数字が大きくなるほど糸は細くなります。

DMC スペシャルダンテル#80
ダルマレース糸#80


使用して感じた個人的な感想ですが
DMは色数が豊富で発色が美しく、ツヤがあってハリのある糸で
ダルマはどことなく和を感じるカラー、DMCより少し細手の糸で
繊細で落ち感がきれいです。



80番のレース糸を使用して
フリンジ部分はタティングレースで手編みして
ボール部分はレース糸用のかぎ針でビーズを編み込んでいます。











ボールを編むレース針は極細の8・10号です。
使用しているのは
ハマナカ ラクラク グリップ付き両レース針

両方にレース針があるので、便利ですよ。







輪を作って目を増やしながら編み進めていきます。
8割がた編めたらビーズを入れて
編みくるめていきます。









編みくるめたボールは約6mm
小さくてコロンとカワイイボールが完成しました。
細かい手仕事なので、ひとつひとつ時間をかけて編んでいます。










タティングレースで編んだフリンジを組み合わせる色によって

雰囲気が変わります。
どことなくお花のようにも見える、繊細なピアスです。






春らしいカラーも製作致しました。
梅田にありますLUCUA1100 4Fイセタンクローゼット内 にある
タピエスタイルさんにて販売しておりますので
お近くにお越しの際は、是非おたちより頂けると嬉しいです。














                   


つい先日まで、桜がきれいだななんて思っていたのに
いつの間にやら、もう5月。


もうそろろ出さないとと思って、
まだだしていなかった鯉のぼり。

といっても。屋根より高い鯉のぼりではなく。


我が家のは
小黒三郎さんの組み木の鯉のぼりです。








小黒三郎さんの作品を見た時に
デザインの可愛さと木のあたたかさが素敵で
絶対コレがいい!と私の希望で
息子がうまれた年に購入しました。



組み木で出来ているので
飾るときも、しまう時も
こどもと一緒に遊びながらできるように考えて られていて
小黒三郎さんの想いもこれまた素敵です。








なんでも自分でしたいお年頃の息子が

「これ逆?」
「あれ?おかしい」なんて言いながら

組み立ててくれました。










「できたぁ!!!!!」
自分で出来ると嬉しさも倍。

自慢げに眺める息子でした。




ワンパク&ヤンチャな息子についていけないインドア派の私。

たまにはゆっくり、 じっとしてごらんよ。
なんて思う気持ちはちっとも届かず。ワンパク三昧でございます。


だけど。そんな息子が
じーーっとしている時は
熱がある時。



ワンパク三昧に手をやいたとしても
やっぱり健康であってこそ。

元気でいてくれる事にありがとう。








息子と一緒に作った鯉のぼり。
よっぽどお気に召したのか、
お散歩にも鯉のぼりを連れて行く!と言いながら
疾走する息子に連れられた鯉のぼり達が激しくなびいておりました。



息子を追いかけながら、
その元気。少し分けておくれと思う私でした。












0 件のコメント:

コメントを投稿